FC2ブログ

Memo

サイト更新&執筆の記録と頂いたメッセージへのお返事。
『覆面作家企画8』 AブロックA01~A04 感想と覚え書き
『覆面作家企画8』AブロックA01~A04の作品読了しました。
以下、ネタバレありの感想と覚え書きです。覚え書きは、独断と偏見による独り言をつらつらと書いています。
A01 『糸子教授の人生リセット研究所』
■感想
ストレートに面白かったです。
主人公の山口さんは最初から不穏な香り。こういう後ろ暗さのあるキャラは嫌いじゃありません。
装置による人生リセットとはそういうことか! と。糸子先生の「純粋さ」に山口さんと一緒にゾッとします。
人の手を見て頑張ってきた人か、そうでない人を見分けるというのが深い。
糸子先生に人生リセットされた山口さんに、幸あらんことを祈ります。

■覚え書き
さらさらと読めるこなれた文章。人生リセット研究所、という特殊な題材。
人生というものを知っている、大人の方が書かれた印象。
糸子先生の言葉遣いにナチュラルな品がある。作者さんは女性の方かな。
気になったのは「貴女」という表記。


A02 『アフロディーテーの手』
■感想
どちらが女性でどちらが男性なのか? それはどちらの台詞なのか? 心地よくミスリードさせられながら、読みました。
とまで書いて読み直したのですが、あれ? どちらも女性のようにも読める……。
SF世界なら、同性結婚であっても不思議でないかもと考えてしまいました。これこそとんでもないミスリードならば申し訳ありません。
物語の端々から、主人公の千裕に対する愛と尊敬が感じられます。
白く眩しく感じる世界観の中、二人の会話が心地よくて、ラストも秀逸でした。

■覚え書き
あ、これは、付け焼刃ではとうてい書けそうにない洗練されたSF。
余韻が残って仕方がない。好きです。ほんと、好きです。私はこの作者さんの別作品を希求します。
こちらも女性作者さんの作品かな。


A03 『導かれた先は』
■感想
妹とお兄ちゃんのほのぼの電車旅。読みながらにっこり。いいなあこんなお兄ちゃん、と思いました。
こうやって、日常の中にある推理という、いつでもどこでもできる楽しみを教えてくれるお兄ちゃん。
紹子ちゃんが名探偵になれる日も近いかもしれません。
ところで二人は、どこへ向かっているのでしょうか? 私は、おじいちゃん、おばあちゃんちと推理します。

■覚え書き
紹子、というイマドキでない名前。それに江戸川乱歩の『怪人二十面相』という本のチョイス。舞台は昭和か? 昭和なのか?
いやいや、バレー部男子の言葉遣いは現代っ子。舞台は現代だ。
これはフェイクかレトロ趣味か、作者さんにとっての普通なのか? とにかくそこが気になる気になる。
目の付け所からママさん作家さんと予想。


A04 『地面に手が生えていた』
■感想
そうきたか!
この一言に尽きます。
ホラーかと思いきや、衝撃のオチ。生身の人間の方がヤバいですね。
容疑者逮捕に貢献した、女子小学生にニヤニヤしてしまいます。きっと彼女はショートパンツやジーンズ派で、被害にはあっていないことでしょう。

■覚え書き
そういえば、犯人が側溝かなんかに入って、覗きだが盗撮だかしていた事件、あったなー。こちらは男性作者さんかな?
お話にオチを付けるのがお好きな方? 
末尾に「終わり」がついている。◇◇◇で場面転換。
行間しっかり開いている。PCではなくスマホメインの作者さんと予想。
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Designed by aykm.