FC2ブログ

Memo

サイト更新&執筆の記録と頂いたメッセージへのお返事。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
『覆面作家企画8』 AブロックA05~A07 感想と覚え書き
『覆面作家企画8』AブロックA05~A07の作品読了しました。
以下、ネタバレありの感想と覚え書きです。覚え書きは、独断と偏見による独り言をつらつらと書いています。
A05 『現代人外住宅事情』
■感想
怖い!
怖いんですけれど、赤いチュールを重ねたようなワンピースで現れる、座敷わらしがとってもキュートで小憎らしいです。
怪異に警察を呼んじゃう律子さんに共感。何か憑いてる部屋だなんて思いたくないですよね。
不法侵入だとしても、それはそれでやっぱり怖いんですけれど。
手形と足音の原因が解明されて、少しほっとしたところでラストにひいぃっ! 今度もお化けか? ストーカーか? となりました。

■覚え書き
上手いなー。文章も、お話の構成も、すごくお上手。文体の崩れが感じられない。怖がらせ方もわかってらっしゃる。
座敷わらしからあふれ出る魅力。人外ものお好きなのかな? けれどFT寄りではなく、現代畑の方ではなかろうか?
こわいが「恐い」
主人公の語りが自然。チュールのスカートがさらっと出て来るので女性作者さん。


A06 『魔女と秘密の88手』
■感想
初恋を拗らせた主人公と、謎めいた魔女さんのお話でした――では終わらない、これは経験豊富な探偵さん方への挑戦状ですね?
この挑戦を受けてみよ! という、フェイクを仕込むことを、楽しんでおられるように感じた作品でした。
若葉マークを付ける以前の、探偵予備軍のワタクシには、そのフェイクがわからないのですけれど(笑)
魔女さんはきっと美魔女さん(正確な意味で)

■覚え書き
一段落が長い長い。特に冒頭、改行はいつ。後半はそれほどでもないのはわざとなのか?
場面転換、∞ ∞ ∞ なのも遊びの一部と思われる。八十八の手、フェイクの数? 数えていたらすごい!
作者さん予想、遊び心たっぷりなお茶目な男性。企画参加の常連さん。
メガネクラが個人的にツボ。


A07 『最果ての巫女』
■感想
耽美でした。ただひたすらに美しく、独創的な雰囲気たっぷりな切ない愛のお話でした。
命を救われた妖魔と、救った姫巫女。母と子として、名を与えた者と名を授かった者として、分かち難く結ばれながら、おそらくはこの先も、完全には結ばれることはない二人。
他者からは打ち捨てられた、廃墟の如き神殿という最果ての舞台が、渇望する妖魔と、躊躇い続ける灰白姫のもの悲しさと孤独を煽ります。

■覚え書き
言葉選びが独特。珠玉の言葉の数々を駆使しながら、くどくならないラインを心得ておられる。
これを単発で書かれていたらすごい。お好きな方にはたまらないでしょう。
「糸を通さぬ真珠のように」で心を撃ち抜かれる。思いつきませんよこんなの。
普段から、人外や悲劇、悲恋を書かれている方かなー。
言葉の響きだけでなく、字面にもこだわりをお持ちでは?


Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。