FC2ブログ

Memo

サイト更新&執筆の記録と頂いたメッセージへのお返事。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
『覆面作家企画8』 BブロックB05~B08 感想と覚え書き
『覆面作家企画8』BブロックB05~B08の作品読了しました。
以下、ネタバレありの感想と覚え書きです。覚え書きは、各作者様のサイト巡回をほぼできていない状態で、独断と偏見による独り言をつらつらと書いています。
B05 『赤い手 白い手』
■感想
おおう、なんともドロドロとした人間関係。
袴姿で女学校に通うお嬢様が想像される、レトロな雰囲気が良いです。(時代設定違っていたらごめんなさい)
赤い手と白い手の対比がお見事。心は逆に、白い心と赤い心(黒かも)ですね。
大事な妹のために…と、罪を犯した兄にはある種のカタルシスを感じます。なんとも悪女な鞠子さんには、この兄に真実を知られるよりも、最後まで騙し切って欲しいものです。

■覚え書き
ミステリ好きな方。人間関係のドロドロ感は、昼ドラというより横溝正史な雰囲気。
赤い手、白い手双方、感情的にならない淡々とした語り口。
この冷静さは男性作者さんかなあ。


B06 『手児奈物語』
■感想
雅です。平安物です。大好物です……!
登場人物一人一人が可愛らしい人。
真間君、徒爾宮、無位君の、通称の理由が一々あげられているのがツボに入りました。
明朗でできる元女房と、絵が得意な宮様、詩歌の上手な公達の三角関係なのに、恋愛に発展しない(笑)
わからない送り主には返事ができないので、面倒が無くてありがたいという真間君に笑いました。
可愛いの持ち腐れな姫のイメージ。けれどそこがいい。
新天地で、真間君は窮屈さのない自由が得られ、殿方たちは真間君の言葉を胸に身を立てたのだろうなという、心地よい読了感でした。

■覚え書き
古典好きな方。真間の手児奈ですよー!! 普段から可愛いお話を書かれる方っぽい。
平安だけど、すこしふしぎ。
これまたお友達になりたい方。


B07 『イハンスにやらせろ』
■感想
ガラスの製造過程を興味深く読みました。
一見失敗作、からの、鏡に転用しての大どんでん返し。
主人公のイハンスと、犬のヨーイの関係が、ストーリーにどう作用するのかと思いながら読み進めてゆき……、タイトルを回収しての、ラストが実に痛快でした。

■覚え書き
字面が独特。カタカナ表記多し。効果音はカタカナ。
「ジナーンナ」「イハーンス」というのがとりわけ特徴的。
なんちゃってじゃない中世のイメージ。ファンタジーというよりも時代小説。文学的。
作品スタイルが確立された方のような気がする。


B08 『花崎と白い犬』
■感想
もふもふ来た! もふもふ! しかも白いもふもふ! 私も犬は白が好きです。
正体がわかった彼に一言。名前、不知火(カッコいい)でよかったですね(笑)
恐ろしいあやかしの襲撃から一転、全裸に赤い首輪のイケメンってー! 「○ビーかよ」の下りにも吹きました。
情景が次々と目に浮かぶような――浮かべちゃいけないモノもありますが――、勢いにぐいぐい引っ張ってゆかれるザ・少女小説でした。

■覚え書き
シリーズ化できそう。シリーズ作のプロローグという感じ。
猫より犬派と思わせてフェイク? まあ猫なら猫又=あやかしになりそうだけど。
どちらにせよもふもふ好きなお方でしょう。人外もかな。
普段から少女小説書いておられる方だと思う。作者さんもハリポタ好き。
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。