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『覆面作家企画8』 CブロックC05~C08 感想と覚え書き
『覆面作家企画8』CブロックC05~C08の作品読了しました。
以下、ネタバレありの感想と覚え書きです。覚え書きは、各作者様のサイト巡回をほぼできていない状態で、独断と偏見による独り言をつらつらと書いています。
C05 『鏡の中にいて私の中にいなくてあなたの中にいるもの』
■感想
ってなーんだ? という、なぞかけのようなタイトルの、答え合わせを求めて拝読開始。
ぞぞっとさせられつつも、随所随所でにやにやとしてしまう、ホラーで可愛い少女小説でした。
中学生梓巫女という、主人公のあずさちゃんのキャラが最高です。
「亡霊さんといっても、同じ学び舎にいる学友なんだから」と、男の子を助けてあげたと思ったら、だっこしてあげたりチューしたり。
鈴原くんの目に憑いた白い手を「ぺろり」で払ったり、なんという小悪魔!
巫女装束に着替えて「将来は本職の巫女になりたい」スピーチとか、その不思議ちゃんぶりも、一部男子の心を鷲掴みでしょう。
生者亡者問わない男の子たちを、ドキドキさせてしまいそうな危うさがあるので、くれぐれもストーカーには気を付けて欲しいものです。
魔法瓶に白い手を封印する、おばあちゃんも実にいい味です。

■覚え書き
お話のテンポがいいなあ。梓ちゃんの語り口が可愛いよー。
学級委員長とは、用務員さんに合鍵を内緒で貰えるものなのか!?
梓巫女と神社巫女の違い、「ニンゲンは考えるアシ」の話。民間信仰とか民俗学とか好きそうな方。
主人公が少女らしい少女というか、とにかく少女。ティーンズハート系の少女小説を思い出した。
覆面企画で素敵作品を読み続け、みなさんなんでこんなの書けるんだという妬心から、私の中で白い手は溢れかえっておりますよ。ふふふ……。


C06 『憎たらしい愛にさながら』
■感想
三日前に、それほど情もない(はずの)妻を亡くしたばかりの主人公。
最初から最後まで、ツンデレのろけを聞かされることになるとは想像できませんでした。
主人公の独白の、言い回しが面白くて愛しくて、ああ、この旦那さんなら、奥さんは常日頃から愛を感じていられたし、尽くしたくなったし、本当に幸せだったんだろうなあと。
「大切な人にはどうにも、しっかり言葉にせねば……」という最後の一行が胸に響きます。
心がほんわりあったかくなる、ちょっぴり切ないお話でした。

■覚え書き
「味噌汁とは玉葱と海藻が牛耳るべき料理」かー、そうなんだー。うちでは主に「豆腐と主婦の気まぐれが入り混じる料理」だなあ。
胡瓜の味噌汁ってどこの郷土料理だろう? 白味噌に胡瓜。味の想像がつかない。
普段から現代ものを書かれている方かな。ネタ的に既婚の方。
石油ストーブの上の焼き網で食パンを焼く……、作者さんがおじいちゃんおばあちゃんちでご覧になられた光景なんかなー?


C07 『迷子の手』
■感想
身分違いの恋というのは大好きな題材です。王子と旅の楽師の恋、美味しくいただきました。
年に一度、夏至の祝祭にしか会えない二人。
ダルメイがハノンの美しさに気づくよりずっと早くに、ハノンはダルメイに惹かれていたのではないかと思います。
楽師が人々に敬遠される風潮のある中で、唯一歓待してくれるのが同じ年頃の王子様だったら、女の子はときめいたことでしょう。
晴れて二人はハッピーエンドとなりましたが、ちょっと待った! 夏至の夜、二人に何かあったのかなかったのか、教えて魔法使い! と思ったのは私だけではないはず。
一方で、左手が義手となった映美ちゃんサイドは切ないです。彼女の義手に触れて行ったのはダルメイの手、ハノンの心に係わりなく泣く、右の左手を宥めようと触れたダルメイの手でしょうか?

■覚え書き
「左の親指は内側にあって、右の親指は外側にある」掌。
ハノンがダルメイに両手をどういう風に見せたのか? やってみた。
女らしく物を掬う感じじゃなくて、どーんと突き飛ばし型。これはこれで可愛いな。そして作者さんの好みでもあるのかなー。
王の「城」じゃなくて「館」というのが引っかかった。普段はファンタジーじゃなく現代書きさんなのかなあ。


C08 『ナインティーン・イレブン』
■感想
浮かんだイメージはアメリカ西部の片田舎。勢いに押されて一気に読みました。
それにしたってコンスタンス、どうしてあんなロクデナシに引っかかったんだー!!
「もっと平凡な、親が望むような生き方をしなきゃ」って思ってた人が、恋人にしていい男ではなかったと思うのですが……、そういう堅さのある子だから、落としやすかったのかな? とも思います。
ジーンは一体何者? となり、彼女もとい彼と判明して、なるほどと。
様々なものを振り切って、新天地に向かう二人に幸あれと、願わずにはおれません。

■覚え書き
ううむ、ジーンはトランスジェンダーなのか、時代を感じる作品だなあ。
コンスタンスや他の女性は、ア〇ウェイ的商法の被害者なのか。
タイトルの回収がカッコいい!
コルトって何ぞや? ほー、拳銃。そういうのさらっと出してこれる方。
作者さんはハリウッド映画とかアメリカドラマとかお好きそう。
ダメ男に引っかかる主人公の描写から、ハーレクイン小説なんかもいける口かも、と思ったりもする。
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