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『覆面作家企画8』 CブロックC09~C11 感想と覚え書き
『覆面作家企画8』CブロックC09~C11の作品読了しました。
以下、ネタバレありの感想と覚え書きです。覚え書きは、各作者様のサイト巡回をほぼできていない状態で、独断と偏見による独り言をつらつらと書いています。
C09 『プディヤの祈りは銀の蝶になって』
■感想
想像力が刺激される綺麗なタイトルです。そしてタイトルの印象そのままに、物語もとても美しかったのです。
従兄のユウアム兄さまに傾けられる、幼いプディヤの思慕と葛藤。そして決断。
揺れ動く彼女の繊細な心に、わかる、わかるよプディヤ! 偉かったね。そしてあなたは本当にユウアム兄さまを大切に思っているんだねと、寄り添い見守る気持ちで読みました。
プディヤの想いと祖先の加護を乗せて、吉祥文様を描き出してゆく、刺繍の描写が幻想的で素敵です。「糸の兄妹」という絆もたまりません。
いずれ他の「大屋根」から婿取りをせねばならないプディヤには、最初から叶えられなかった初恋だったのでしょうけれど、その血によって大事な人を護ってゆけるのだという、誇りを胸に気高く生きて欲しいです。

■覚え書き
淀みなく語られるフォークロア的ファンタジー。独特な世界観。こういう雰囲気むちゃくちゃ好きなんですけど。
「藍染の上衣」、それに「沓」。最初はネイティブアメリカンが浮かんだけれど、アイヌとかそういう感じのイメージに上書きされてさらにぐっとくる。
ハイファンタジー書きさんだろうなあ。作品世界を壊さないよう言葉選びも慎重にされてそう。
児童文学もいけちゃいそう……と思うのは、プディヤが九つだからという単純な理由。


C10 『奇病と難病』
■感想
非常に考えさせらるお話でした。ううむ……。
奇病にかかり、悟ったようなことを語りながら、同じ病院に入院する、難病患者である主人公を見つけ出し、接触を試みた彼は、とても孤独だったのでしょう。
彼の家族はどうしていたのでしょう? 天涯孤独だったのならいいと思うほど、彼のおかれた状況は寂しいものです。
防護服で入ってくる人の中に「家族」という言葉はなく、素で彼と会話をするのは主人公が初めてとは。
病が全身に広がる前に、隣りでゲームをしてくれる人を、見ず知らずの他人の中から探さねばならないとは。
主人公の精一杯の勇気が、ほんのひと時でも、彼の心をあたためてくれていたらいいなと思います。

■覚え書き
冒頭に注意書きが! 作者さんは諸般に気を配られる方だ! 作品からもそんな感じがする。
現代畑の方。
登場人物二人の性別設定から、男性作者さんかなあ、と予想したものの、この組み合わせじゃないと物語は成立しないかも。
奇病患者が女性だと、容姿が変わっていくことにヒステリックになりそうだし、年上男性と女子高生という組み合わせだと、途端にいかがわしくなるなあと考えてみたり。


C11 『トゥルーエンド』
■感想
これは乙女ゲーム……! 三人の攻略対象の好感度をMAXまで上げて、けれどその誰の手も取らなかった者だけが辿り着ける、たった一つのトゥルーエンドなわけですね。
三人の男たちを袖にするではなく、奮い立たせて別れを告げ、最愛の国(オトコ)を護ると誓う輝陽様カッコいい。
三者三様の属性で、それぞれに魅力的なキャラなんだろうなあという軍人の蒼、王様の黎、幼馴染みのアカネの攻略よりも、凛々しい女子好きな私なら、このトゥルーエンドを目指してしまいそうです。
それにしても、いずれのルートを選んだとしても、かなりシビアなエンドが待ち受けているシナリオですね。

■覚え書き
作者さんは、乙女ゲームをやったことある方、かなあ。
乙女ゲームといえばアンジェリークしかやったことないし、私が好感度上げに腐心したのは、守護聖たちよりロザリアだったけど。
主人公は輝陽と改名されただけに、国の守り神は太陽神でその神子かなー。
蒼穹の空、黎明の空、アカネ差す空。攻略対象の三人は、昼、夜明け、黄昏の空から取られた名と思われる。
和風だっていけますよな、恋愛ファンタジー畑の方かなあ。男女の駆け引きなるものを、書き慣れておられる感じが。


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